こんにちは、フランです。
我が家は4年前にキャンプを始めたのですが、せっかく買ったテントをほんの数回使用しただけで買い直すことになってしましました。
キャンプを始めるぞ!と勇んで、情報集めをせず店頭で価格だけでテントを選び失敗した体験を基に今回はテントを選ぶポイントについてお伝えしたいと思います。
テントを決める前にチェック!自分に合ったテントを選ぶポイントは?
ここが重要!自分に合うテントの種類と大きさを考える
テントを選ぶ時に重要なのが、自分のキャンプスタイルにあったテントを選ぶことです。
キャンプに行く人数、メンバー、シーズンなどによって快適なテントが変わってくるので、まず自分がどんなキャンプをする事が多いかをイメージしましょう。
次に自分にあうテントの大きさを探しましょう。
テントには定員が表記されていますが、大人や高学年のお子さんとで定員通りで使うと実際はちょっと窮屈に感じる事が多いです。
なので定員「ー1人」くらいで考えると快適に使えると思います。
我が家はインナーテント(寝るところ専用のテント)でコット(簡易ベッドみたいなやつです)を使いたいので、インナーテントの横幅の広さを重視。
リビング部分も、背もたれが高めのチェアを使うとその後ろを通る時窮屈なんですよね。
なのでテント内の移動がストレス無く済むようにリビング部分の横幅も広めを選びました。
あと、旦那が大柄で腰痛持ち。
テントの高さが200cm程度無いと、立った時にかがまないといけないので腰が痛くなるというので、そこもはずせないポイントにしていました。
じゃあ高ければいいのかというとそうでも無いんです。
高さがあると設営に苦労するので(私が150cm前半の身長なので余計)、旦那さんが勝手に自分の都合だけで決めてくると夫婦喧嘩になりかねません(笑)。
どのくらいの高さのテントが妥当か家族で相談してみて下さいね。
こんな風に自分のスタイルをイメージして、拘りたい事を整理しておくとお気に入りの自分にあったテントに出会えると思います!
もう1つ重要な事があります!
テント選びで計算に入れておくことに保管と車の積載量です!
「自分に合う大きさ」とは、キャンプで使う時だけじゃなくて保管と移動時の積載量も考えておきましょう。
大きなテントは収納場所と車に積込む時のスペースがびっくりするほど必要で、おまけに重い(^_^;)
4人定員のツールームテントだと、収納袋70cmx40cmx40cm、重さ20kgの様な具合で、割と存在感があります(笑)
濡れたテントを家で干すような場面も想像しておくと、買ってから後悔する事が無いと思います!
最近のキャンプ事情 トレンドや最新の人気テントは?
我が家がキャンプを始めた頃は、キャンプ場で見かけるテントはコールマンのドームテントかスノーピークのアメニティドームがほとんどでした。
それがキャンプブームでキャンプ初心者からキャンプ上級者までキャンプ人口が広がったことや、主要アウトドアメーカーがキャンプ用品に力を入れ始めたことで、今は本当にいろんな形やおしゃれなテントがキャンプ場をにぎわせていますね。
日本オートキャンプ協会(このような協会があると初めて知りましたが)がまとめたオートキャンプ白書2019によると、トレンドは
ソロ(キャンプ)
キャンプシーズンの広がり
がキーワード。
ソロキャンプってどんな人が行ってるの?
我が家のキャンプの師匠も、「休みの日はソロキャンプに行くんですよ」って、楽しそうに話してくれますが、若輩者の私には目が点になる話でした。
何が楽しくて1人でキャンプに行くの?珍しいなぁ、と思っていたのですが(師匠ごめんなさい)最近は珍しくないんですね(笑)
また、寝るところは車の中という車中泊ブームもあり小川テントからは「カーサイドシェルター」というテントを縦に半分切った様な形状のテントを車の横にくっつけて設置するような物が発売されています。
これが有れば2人以下のキャンプならテントの設営無しでも楽しめそうですね。
こんな風に、バイクや軽自動車などで機材を積んでキャンプする方用に、軽くてコンパクトなテントのニーズが高まっているそうです。
ソロキャンプはテレビでも、アメトーーク!で「キャンプたのしい芸人」で紹介されたりしていますが、今や「ソロキャンプ」と言えばこの人!とヒロシさんです。
以前は自虐ネタでテレビ引っ張りだこだったヒロシさんは、『ヒロシちゃんねる』というソロキャンプの動画で今やフォロワー89万人!(2020年8月時点)という有名なYouTuberとして活躍。
ヒロシさんに憧れてソロキャンプデビューする人達がどんどん増えているようです。
時には人間関係から解放されて自分の時間を持つことがリフレッシュになるという方から指示されているようですね。
ソロキャンプブームも当分続きそうです!
キャンプシーズンの広がりで、もはや冬はキャンプのオンシーズン!?
その一方、以前はオフシーズンとされていた季節にもキャンプをする人が増え、ファミリーを中心に寝る場所とテーブルなどを置いてくつろぐリビングスペースが一体型となったツールムテントが人気となってきています。
ソロキャンプと相反して、こちらはどんどんテントが大型化の傾向。
テントによってはワンルームマンションより広いのでは?なんてこともあります(笑)
更に、ストーブをテントに持ち込んで冬キャンプを楽しむキャンパーも増えている模様(^^;)。
凄いですね~。
ただ、テント内にストーブが原因で一酸化炭素中毒で病院行きというような悲しいニュースも見かけるようになりました。
最低限の正しい知識は持ってからキャンプを楽しみましょう!
変化するキャンプスタイル。「お座敷」って、もう自宅やんか~(笑)
以前はキャンプといえば、テントと椅子とテーブルっていう組合わせ(「ハイスタイル」)を誰もが想像したと思います。
そこに数年前から「ロースタイル」が人気となってきました。
ロースタイルというのは、椅子の座面やテーブルの高さを40cm程度で揃え、料理も座ったまま作ってしまうようなゆったりしたキャンプスタイルです。
そこに寒い冬をテントの中でもっと快適にぬくぬくと過ごしたい!と登場したのが「お座敷スタイル」です(笑)
リビング部分にホットカーペットやこたつを置いて椅子無しで過ごすスタイルなのです。
こうなったらもうテントから出るの嫌になりそうですね。気分はお正月の自宅です。
そして、お座敷スタイルでのキャンプ飯はこれです!s
「なーべきゅー(鍋Q)」
BBQならぬ鍋料理なんです!(笑)
どうやって出すの?って声が聞こえてきそうですが、調理器具も最近の人気はコンパクト化してきています。
卓上のカセットコンロやシングルバーナーや電源が使えるサイトではグリル鍋などでぬくぬく鍋パーティーを楽しむ人が増えています!
我が家は、まだロースタイル止まりですが、調理器具はツーバーナーが壊れたのを機にコンパクト化を図り、岩谷の「タフまる」とsotoのレギュレーターストープ「フュージョン」にしましたよ。
少し話がそれましたが、とにかく今は色んなスタイルでキャンプを楽しむことが出来るようになっています!
あなたも居心地のよい自分のキャンプスタイルを見つけてくださいね♪
テントの人気のデザインや素材のトレンドは? 2020年
服や車にもデザインに流行があるように、テントにもトレンドがあります。
2019年後半からはアーミー色が人気の傾向で、タン、カーキ、モスグリーン、サンドベージュなどの単色がキャンプ道具の人気色となっています。
こればかりは好みなのですが、アーミー色はやっぱり男性に人気のようですね。
また、酷暑対策に注目した商品も、その機能から人気が有るようです。
コールマンから出されている「ダークルーム仕様」は、テントの外観は明るいグレーのような白色ですが、内側は何と真っ黒!
出典:Coleman
これにより、テント内部の温度上昇を小さくする効果があるそうです。
ただ、本当に内側は真っ黒なので好みが分かれそうかな・・。
2020年の改良版では、ツールームテントのリビング側は黒にせずインナーテントだけを黒になっているようです。
暑がりの方には候補にあがるテントですね。
そして2020年は、各社が力を入れているのがポリコットン素材です!
結露しにくい実用性と生成り色の高級感が人気となっています。
品のよいたたずまいのオフホワイトのテントは女性を始め、幅広い層に受け入れられそうですね。
テントって買わないとだめ?
ここまでさんざんテントの話をしておいて、「買わない」選択があるの?ってつっこまれそうですが、主婦目線であえて言わせて頂きます。
買わない選択もありだと思います!
テントって大きな買い物だし、ぬれたりしたらお手入れも大変。
買って実際に使ってみたら思っていたのと違ってがっかり。
なんて事もあります。
なので、思い切ってレンタルするという選択もありだと思います!
キャンプ場によっては人気のテントをレンタル出来るところや、ネットで貸し出しをしているところもあるので、気になるテントがあればまずは借りて使ってみる。
それで気に入れば安心して買うことができますね!
気になるテントがあるけど予算が厳しい・・、という場合はメルカリやラクマなどをチェックしていると新規で購入するより安価で入手できる場合もありますよ!
また、人によっては、キャンプはやってみたいけどテントの設営とか片付けが面倒っていう人もいらっしゃると思います。
そんな方にはちょっと割高になるけれど、思い切って「グランピング」という選択もあります。
そこから本当に欲しいタイミングで気に入ったテントを買っても遅くないと思うので、是非アウトドアを気軽にはじめてみてはどうでしょうか!
かなり主観が入っていますが、あなたのテント選びに少しでも役に立てたらうれしいです。
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